飲食店、持ち帰り商戦に続々参入
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、熊本市の繁華街では、店先で弁当を販売する飲食店が急増している。夜間営業を控える居酒屋もあれば、「密」が敬遠されるランチの店まで、生き残りをかけたテークアウト(持ち帰り)商戦に続々参入。だが、中には店名不明の無許可営業が疑われるケースもあり、保健所は指導に乗り出す構えだ。
店先販売が現れ始めたのは3月から。市食品保健課によると、4月に入って営業時間を短縮したり、休業を決めたりした飲食店から弁当販売に関する相談が急増した。保健所の「飲食店営業」の許可があれば、店舗での弁当販売も可能。敷地内であれば屋外販売も申請不要という。