全国の男女に聞いた「緊急事態宣言が及ぼす飲食店利用動向」

飲食店 経営

テイクアウトは約8割の人が利用し、ラーメンなど意外なメニューも人気  一方で今後は落ち着く兆しが

【調査サマリ】
■緊急事態宣言後、テイクアウト利用が増加し約8割の人が利用
4人に1人が週に3回以上利用していたことが判明

■テイクアウトのメリットは「お手軽に飲食店の味を味わえる」と「飲食店を応援でき
る」一方「ごみが増える」「どの店舗が実施しているかわからない」という不満も

■引き続きテイクアウトを利用したい人は約4割

■緊急事態宣言後もデリバリー利用者は半数以下
利用しない理由で最も多いのは「値段が妥当でないと思うから」

■緊急事態宣言解除後、8割以上の人が外食に行きたいと回答

【調査結果】
〜テイクアウトに関して〜

緊急事態宣言後、テイクアウト利用が増加し約8割の人が利用
4人に1人が週に3回以上利用していたことが判明

テイクアウトのメリットは「お手軽に飲食店の味を味わえる」と「飲食店を応援できる」
一方「ごみが増える」「どの店舗が実施しているかわからない」という不満も

引き続きテイクアウトを利用したい人は約4割
・利用者に緊急事態宣言後、引き続きテイクアウトを利用したいか聞いたところ「利用したい(25.0%)」「まあ利用したい(19.3%)」と利用意向が見られたのは44.3%で、今後もテイクアウト需要はあるが、今後落ち着く兆しが見られた。

緊急事態宣言後もデリバリー利用者は半数以下
利用しない理由で最も多いのは「値段が妥当でないと思うから」

・デリバリー利用頻度を聞いたところ緊急事態宣言発令前は81.7%の人が週に一度も利用しておらず、緊急事態宣言発令後も56.1%の人が利用したことがないと回答した。
・利用しない理由で最も多かった回答は「値段が妥当ではない(32.2%)」と金銭面で利用するハードルがあることがわかった。

デリバリーを利用した感想(フリーアンサーより抽出)
(メリット)
・遠くなくても交通不便なところにあるお店のものを気軽に食べられるから。(東京都 年齢性別未回答)
・在宅勤務の定着化により、朝食・昼食で利用すると思うため。(神奈川 年齢性別未回答)
・家事の負担が減るし、持ってきてくれる。(埼玉 35歳男性)

(デメリット)
・デリバリーできる種類が少ないので、テイクアウトの方を利用することの方がおおいと思う。(福岡県 年齢性別未回答)
・ウーバーイーツは高い上に分かりにくい。(埼玉県 47歳男性)
・配達料だけで500円かかったりする店もあるので経済的とは言い難い。(大阪府 47歳女性)

【アンケート調査概要】
調査の方法:WEBアンケート方式
調査の対象:SARAHを利用したことがある全国の男女
有効回答数:180
調査実施日:2020年5月15日~21日
調査主体 :グルメコミュニティアプリ「SARAH」