和歌山・高野寺で箸供養

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2万本に感謝と祈り

 使い終わった箸に感謝し、家内安全や健康を祈る「箸供養」が4日、和歌山市元寺町北ノ丁の高野寺で行われた。

 市料理飲食業組合が主催し、今年で12回目。この日は組合加盟店のうち約30店から集められた使用済みの箸約2万本が集められた。

 供養に先立って、同組合長の木下晴夫さん(67)が「お箸を使い、食事をすることで健康でいられる。お箸に感謝しましょう」とあいさつ。その後、阪口隆祥副住職が読経を始めると、参加者は順番に焼香をして手を合わせ、最後には全員で般若心経を唱えた。後日境内で供養された箸のおたき上げを行うという。