接待伴う飲食店500店全てに「どぶ板」で個別訪問

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北海道知事

 新型コロナウイルスの感染が全国的に広がっている事態を受け、北海道は31日、感染防止策の徹底を促す「新北海道スタイル集中対策期間」を9月末までの2か月間設けると発表した。札幌市の繁華街・ススキノのキャバクラなど約500店を個別訪問し、対策を実践する店名を公表するという。

 期間中、道職員らはススキノのキャバクラやホストクラブなど、接待を伴う飲食店を訪れ、札幌市策定の感染防止対策マニュアルや業界ガイドラインの順守などを呼びかける。

 31日に記者会見した鈴木知事は「500店全てに徹底した『どぶ板』で個別訪問を行う。感染拡大防止の取り組みを徹底的に働きかけていく」と強調した。

 さらに道は、全道の接待を伴う飲食店以外に対しても業界団体と連携しながら働きかける考えを示した。対象店舗は8000店以上に及ぶという。