「辛すぎて食べられない」「2142kcalの超超超大盛」ペヤング

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売れるペヤングの秘密

カップ麺製造のまるか食品(群馬県伊勢崎市)の「ペヤングソースやきそば」は、全国に知られる商品だ。ただ、そのブランドにあぐらをかかず、想像を超える激辛や2000キロ・カロリーを超える超大盛など、独創的な商品を開発し続けている。

以下、丸橋嘉一社長の弁です。

「需要が増えて工場も大変だった。残業も増えたので、5月には全社員(約150人)へ感謝を込め、10万円ずつ支給した。外出自粛で遊びにも行けないので『せめて家でおいしいものを食べてほしい』と考えた。」

「激辛のペヤング」「GIGAMAX」はなぜ作った?

「世の中に辛口と銘打った食べ物はたくさんあるが、食べてみるとあまり辛くない。『じゃあ、本当に辛いものを作ろう』と開発したのが『獄激辛』。お客には『辛すぎて食べられない』と大ひんしゅくだったが、実は結構売れている」

「4倍サイズの『GIGAMAX』も話題になった。大盛りといっても普通は1・5倍ぐらい。でも、コンビニエンスストアに行くと一緒におにぎりを買っているお客がいる。なぜおにぎりに売り上げを奪われなければならないのか。そこで、焼きそばだけで腹いっぱいになる商品を作った。」

by乙藤秀行氏