衛生強化、業態転換の設備投資など 農林水産省
農林水産省が、「外食産業におけるインバウンド需要回復緊急支援事業」を新たに創設した。 https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gaisyoku/R2hosei_shien.html?fbclid=IwAR10DGHAMO1qMicxfw5abbe7qqltwtgva2LaJG6qZexMfip-dJrRWYQ5UIE
外食事業者に対し、1000万円を上限とした助成金支援(補助率:2分の1)を行う。名目こそ「インバウンド需要回復」となっているが、「Afterコロナ」の店舗衛生管理の徹底や改善を対象としているため、幅広く活用できそうだ。
新型コロナウイルスの影響を受けたインバウンド(訪日外国人観光客)需要の減少により売上が大幅に減少している飲食店が、コロナ収束後、事業継続計画を策定し、速やかにインバウンド需要をV字回復させるにあたり、衛生管理の徹底・改善を図るための設備・機器の整備や、業態転換などを図る際の店舗の改装などの取り組みを支援するもの。
インバウンド対応とはあるものの、換気設備や手洗い設備など、衛生管理の改善を図るための設備導入や、ビュッフェスタイル業態からの転換に伴う店内改装、テイクアウト用の窓口の設置や急速冷却器、保冷オープンショーケースなど、業態転換を図るための改装にも対応している。