会社にとっても大変な社会保険料の支払い

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どんな対策が?

会社にとっても、従業員の社会保険の会社負担分は、荷が重いものです。新型コロナ感染拡大を怖れて客足が遠のき、売り上げが下がっているご時世では、社会保険料の支払いによる倒産も考えられるでしょう。

会社が厚生年金保険料等を支払うことにより、事業の継続等が難しくなる場合、厚生年金保険料等を分割納付できる制度が「換価の猶予」です。会社は、厚生年金保険料等の納期限から6カ月以内なら「換価の猶予」の申請ができ、認められた場合、厚生年金保険料等を一定の期間(猶予期間)内に分割して支払うことができます。

「納付の猶予」とは、災害、病気、事業の休廃業などによって厚生年金保険料等を支払えないと認められる場合や、本来の法定納期限から1年以上過ぎた厚生年金保険料等を支払えないと認められる場合に、申請により支払いが猶予される制度です。

新型コロナ感染拡大の影響で厚生年金保険料等を支払うことが難しい場合、「換価の猶予」「納付の猶予」ともに申請するときに「会社の財産状況」「今後の収支状況」などを確認するための必要書類は、準備が困難な場合、「年金事務所で聞き取りを行う」「担保は不要にする」などの柔軟な対応をしているとのことです。

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